キクイモの育て方

2月頃から種イモの販売をしようと思っています。もうしばらくお待ちください。

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キクイモを育てて初めて分かったのですが、キクイモを栽培している人が町内に結構いるのです。花の時期に気づきました^^

薬効のあるキクイモを栽培し、それを継続的に食べることで健康も手にできます。

植える地域は、沖縄を除く全国で栽培できるそうです。気温が17度以下になる 寒暖の差が大きいところならどこでもOKです。

寒暖の差が大きいことでキクイモのイヌリン成分が豊富になるそうです。

【植え付け】

一般的に植える時期は4月頃迄だと言われていますが地域によって異なります。気温の状態により5月に植えたり2~3月に植える地域もあります。

土中10~20cmで株の間は60cm程度空けた方が良いでしょう。

キクイモを1個丸ごと植えても良いですが、種イモとしてはなるべく小さい物の方がいいそうです。

4月~5月上旬頃植えると2~3週間で芽が出ます。

保存状態の悪い種イモでは発芽しないものもあります。

【育て方】

基本的に放置です。肥料を与える人のほうが多いですが、もともと野生の植物です。あまり気にしなくてもよさそうです。

芽が出てからは、冷夏や長雨などの天候でも関係なくどんどん伸びます。

8月頃になるともう1mぐらいの背丈になり、葉が茂ります。

根元の周りからは新しい芽も出てきます。根元が混んできたら間引きをした方がよいそうですが私は間引くことはしません。花が咲くのは9月の上旬ぐらいからで、10月には2m位になり黄色い花がとても綺麗です。秋の彼岸には我が家の墓をきれいに飾ってくれました(笑)

芽が出てから6ヶ月間は土の中で成長させてください。

夏から秋にかけて台風の心配があります。しかし、結構揺れても倒れるまではいかないと思います。茎の根元の周りは指が回らないほど太くなり根張りもしっかりしてきます。

それでも心配な方は支柱を立てるとよいでしょう。茎全体が大きく揺さぶられないように添え木の支柱をたて、ところどころ茎をヒモで結ぶとよいでしょう。

【収穫】

地上の茎や葉が枯れてからゆっくり収穫を楽しめます。掘り起こすのは11月以降です。見た目ショウガのようなイモがたくさん育っています。独特の食感と風味があり美味しく食べられます。

順次食べる分だけ掘った方がいいです。それは、キクイモは乾燥に弱く、保存が難しいからです。

大きくて形の良いイモを食用にして、小さいものやショウガのようにごつごつしているものを翌年の種イモにするとよいでしょう。

【保存方法】

なにしろキクイモの保存は面倒だと言う方が結構いらっしゃいます。

常温で1週間ほど置いておくとすぐにカビが生えたり、干からびてフカフカになったり、皮を剥くと臭かったりしてきます。土の中に埋めておくのが一番らしいです。食べるとき食べる分だけ掘ればいいです。

冷蔵庫で保存する場合は泥のついたまま湿った新聞紙にくるんで、野菜室に入れて置くと一週間程度はもちます。温度はなるべく低い方がもちがいいようです。

現在、長持ちする保存方法を模索中。もう少しでよい保存方法が提案できると思います。

ZERONOU FARM

長年の雑草との戦いによるストレスから解放されるため、そして、代々伝わる畑を放置する後ろめたさに耐えられなくなって仕方なく始めた農業に1円たりともお金をかけるわけにはいきません。道具はあるものを使います。燃料の必要な機械は使いません。種や苗は自生しているものを採取したり、人からもらったり、キッチンや冷蔵庫に転がっているものを植えてみたり、食べた野菜の根っこを捨てないで植えてみたりするのです。

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